毎月のお稽古スケジュールやお知らせもあります。
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芝鳳正さん(弓削麗子さん)のこと
正さんのお誕生日は8月15日です。
年齢的にお稽古継続が難しくなりお住まいになってたタチバナ近くのマンションを妹さんに譲りケア付きホームに移られました。
それからも8月15日はお誕生日おめでとうございますと携帯にお電話しておりました。
年々お耳が遠くなりお電話での対応も優しい正さんの負担になるようでいつもの明るい優しいお声で
「それではご機嫌よう〜」と早々に切るようになってました。
ある日、正さんの携帯番号から正実にお知らせが入りそちらに掛けてみましたら携帯の持ち主は正さんとはご縁もない方だったのです。
そんな事があり悲しい事だけどそうなんだなぁと悲しく受け入れた日がございました。
それも思えば4〜5年前だったように思います。
それが28日(木)先日の銀座教室の日に栄芝会のお仲間から思いがけないお電話がございました。
正さんのお若い頃のお勤め先は「文芸春秋」
そこでご一緒に働いてた方がたまたまその方のお友達ということでつい最近社報の訃報欄に正さんのお名前を見つけてご連絡くださったというのです。
2025年6月30日(月)92歳でした。
丁度お稽古日で珠ちゃんや浦さんという深いご縁のあった方もいらしてて、正さんをご存知ない皆様ともご一緒に献杯をさせていただきました。
楽しい思い出が沢山ございました。
三島由紀夫さんとダンスを踊ったお話や船乗りだったご主人様の立ち寄った先を巡る一人旅をなさった時の嬉しそうなご様子、お稽古の時にすっくと立って「なぜワタクシが(イタリアだったかな?)行ったかと申しますと!」の正さんの張りのあるお声が蘇ります。
正さん楽しい思い出を沢山ありがとうございました。
ご冥福を心よりお祈り申し上げます。


 
8月2回目の麻布教室でした。

9月14日(日)
 芝鳳会浴衣浚い
  熱海「鳳游軒」にて

9月23日(秋分の日)
 栄芝会
  日本橋「三越劇場」にて

二つの会を目の前にして最後の追い込みのお稽古が熱を帯びてまいりました。
この大切な日々にお三味線を弾けない私は実に申し訳なく今はただただ唄の指導に力を入れているところでございます。
私の代わりにお弟子さんが手分けして糸方を担ってくださるのがたいへん有り難くここまで育ってくれた事が嬉しく師匠冥利に思える日々を過ごしています。

明日からはやっと手術後のリハビリが始まります。
何としても右手首が柔らかく曲がって二つの演奏会に間に合うようにと願いながら努めます。

昨日のお稽古場の一コマを。
「栄芝会」で「夫婦雁」を唄う佐さんを囲む芝鳳会のイケメンズ。
佐さん頑張ってね。
麻布教室
 6日(土)
 20日(土) 

日本橋教室
 7日(日)
 28日(日)

銀座教室
 11日(木)
 25日(木)

13日(土)
 栄芝会下浚い
 春日会館にて11時より

14日(日)
 芝鳳会浴衣浚い
   熱海市下多賀「鳳游軒」にて
    12時より演奏会
    14時より食事会

23日(祝)
  栄芝会
    日本橋三越劇場にて
     11時開演
この日の銀座教室は大賑わいでございました。
この後で鞠さん、舞ちゃんもいらっしゃいました。

私の右手首の怪我を心配して来てくださった皆様。
本当にありがとうございました。

私はまだお三味線を弾くのが難しい状況ですが佐さん、史さん、珠ちゃんがしっかり代わりに弾いてくださるので本当に有難いのです。
で、唄うのは全く問題ございませんので通常よりもチトサービスして厳しめにさせていただこうと思ったりしてます(笑)

この日はカウンターにも嬉しいお客様がいらして賑わいました。
皆様
ありがとうございました。



皆さんのお写真を撮ろうと思いましたら佐さんがとっても嬉しそうに鞠さんを見つめていらっしゃいます。

きっと久しぶりに鞠さんがいらして余程嬉しかったのですね。
その気持ち良く分かります。

鞠さんは浴衣浚いに向けてお三味線もお稽古なさいました。

浴衣浚いに向けて曲が出揃ってまいりました。
唄と糸の組み合わせはもう少しお待ちくださいませ。
皆様本日もお疲れ様でございました。
プロフィール
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春日とよ芝鳳
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自己紹介:
お江戸東京は麻布飯倉と日本橋で小唄のお稽古をしています。
ご興味のあるかたは是非ホームページをご覧ください。
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